市内よりも
少しだけ遅れて春が訪れる「精霊の森」
先日、森を散歩していたら
次々と春を知らせる草花が咲いていました
人は嬉しい時
気持ちも上がっているので
自然と目線も上の方を見ているけれど
ふさぎ込んでいる時は
知らず知らずのうちに
下を向いているのですね…
いつものように上だけ見ていると
つい見逃してしまうような
小さなスミレやカタクリの花が
足元に咲いているのを見つけました
これまでカタクリの花に
特別注目したことなどなかったのですが…
ちょうどその日の新聞記事の中に
「カタクリの花」のことが掲載されていて
これを読んだときに私は驚きました!
カタクリは種子から7~8年もの歳月をかけて
ようやく花を咲かせるのだそうです
今、私が見つけたカタクリの花は
8年も前の種を
今、やっと咲かせた花なのですよ!
これってすごいことじゃないですか⁈
そう思うと
この小さな小さな花が
なんだかとても愛おしく感じられました
8年前の私は何をしていたんだろう…?
何を思っていたんだろう…?
8年前、あなたは何をしていましたか…?
カタクリは
「スプリング・エフェラメル(春の妖精)」と
いわれ、春の一ヶ月ほどだけ
地上に姿を現します
花言葉には
「初恋」や「寂しさに耐える」などがあり
長い間を土の中で過ごした後
ようやく花を咲かせるというイメージで
何とも健気な花なのですね
可愛らしい春の妖精の姿に
またひとつ
元気をいただいた朝の散歩道でした
「四季彩テラス&精霊の森」動画はこちら