自由が丘ヘッドセラピー ヘッドセラピストのSayaです。
ストレスがあると眠りが浅かったり、熟睡感がなかったり、朝起きても疲れがとれなかったりしますよね。それは一体、どうしてなのでしょう?
私たちの体は、日中は体が活動しやすいように緊張して引き締まった状態になっていますが、睡眠中はリラックスをして緊張を緩めて休ませています。
しかし、ストレスがかかると睡眠を抑制する働きがある「ACTH」というホルモンが分泌され、緊張状態が続いて眠れなくなることがあります。
「ACTH」とはどんなホルモンなのでしょう?
「副腎皮質刺激ホルモン」とも呼ばれ、ストレスを与えられることで分泌するホルモンの一種です。
このホルモンは睡眠中に分解されるため、たっぷり眠ることは睡眠時の緊張を取り除くためにとても大切なことです。
また、ストレスがかかりすぎていると、このホルモンの分解に要する時間も長くなるため、身心も「長く眠りたい」と要求するようになります。
ところが、前述したように「ACTH」には睡眠を抑制する働きもあるため、「長く眠りたいのに、なぜか目が覚めてしまう」「いくら眠っても眠りが浅く、緊張がとれない」という矛盾した状況が起こってしまうのです。
ストレスは眠りを阻害すると同時に、眠りも要求するというわけです。