ヘッドセラピストのSayaです。
※ 年末年始は12月29日(木)-1月4日(水)までお休みします。
むくみシリーズです。
こんな時にむくみは起こります!!要チェック!!
立ちっぱなし、すわりっぱなし
同じ姿勢を続けていると、ふくらはぎの筋肉を動かさないので 血液を心臓のほうに押し戻すポンプが働かず、
余分な水分がたまります。
◆ハイヒールを履いたとき
ハイヒールや足を締め付ける靴を履くと、 足の筋肉が緊張して硬くなり、筋肉のポンプ作用が働かなくなります。
そのため、静脈の血液を押し戻す力が弱くなり水分が滞ります。
◆冷えたとき
冷えると血管が収縮し、血液が滞りがちになります。心臓に血液を押し戻す力も弱くなり、余分な水分がたまるように。 さらにリンパ管は冷えると動きが鈍くなるため、むくみやすくなります。
◆水分をとりすぎのとき
余分な水分は最終的に腎臓でろ過されて尿として排出されます。ところが、水分をとりすぎると、腎臓がオーバーワークになってしまい、排泄しきれません。 (つまり腎臓の働きが弱くなってもむくみます)
「のどの渇き」を感知する脳の「渇中枢」は、 血管内の水分量に対して働き、血管外の、細胞の間に出てしまった水分は感知しない。このため、余分な水分が体にたまって(=むくんで)いても、 のどが渇いて水分をとりすぎてしまい、むくみを助長します。
◆水分をとらなすぎのとき
あまり汗をかかない、のどが渇かない、という人はこのケースが考えられます。人は毎日吐く息で1リットル、排泄で1リットル、汗で1リットル未満程度もの水分を対外に排出するのです。
ですからその分は補う必要があるのですが、水分をとらなすぎて体に必要な十分な水分量が得られない場合、
体は生命活動維持のために外に水分を排出しないようにと働くため、汗をかきにくくなったり、のどの渇きを覚えにくくなったりします。これは、老廃物が外に出されないなど体内の循環を悪くし、
結果的にむくみを生みます。ですから「むくむから飲まない」はNG!。
◆カフェインをとりすぎのとき
カフェインの入った飲料をとりすぎる場合にも同様にからだが水分を外へ出さないよう働きます。
カフェインは利尿作用が働くので逆のような気がしますが、その作用で体外に水分が排出されると生命活動にとって危機であると脳が感知するため、かえって水分を体に貯えてしまうのです。
◆寝不足、疲れがたまっているとき
寝不足や疲れがたまった状態が続くと、細胞に二酸化炭素や疲労物質などがたまり、 酸素が不足します。
そのため、より酸素を循環させようと血管が拡張し、血流量が増えます。それよって供給される水分量は多くなりますが、静脈を通して戻す水分量が追いつかず、余分な水分がたまりやすくなります。
◆飲酒の翌日
アルコールを飲むと顔が赤くなることでも分かるとおり、血管が広がります。
広がった動脈の壁から多くの水分が出る一方で 静脈を通して戻す水分が追いつかなくなるため体内に水分がたまってむくみやすくなるのです。
◆塩分のときりすぎ
塩の主成分であるナトリウムには、一定の水分をひきつける性質があります。
そのため、塩分をとりすぎると、体内に水分がたまることになります。
◆暑いとき
暑いときは血管が広がって動脈の壁からよりたくさんの水分が外に出ます。
塩分を取りすぎると水分方にないにたまることになります。
◆体を締め付ける服装をしている時
水分を心臓に戻す通路であるリンパ管や静脈は、体の表面近くにあります。
締め付ける服を着ていると、この流れが阻害されてしまい、余分な水分がたまりやすくなります。
◆生理前
女性ホルモンには、ナトリウム蓄積作用があります。
ナトリウムには水分を溜め込む性質があるため、女性ホルモンのバランスが急激に変化する生理前は、
むくみがおきやすくなります。このむくみが生理中や生理後まで持ち越されることも。
いかがでしたか? むくみってほとんどの女性が経験していることと思います。
むくむことで、大きな弊害はありませんが、あまり長く続いたり、改善されないようであれば、病気の可能性もあるので、注意された方がいいかもしれませんね。