台風一過で、
青空が戻ってきた。
何事もなかったかのような青空だ。
そんな青空なのに、
俺は今から、
実にシビアなことを書こうとおもっている。
若い女の子たち、
ジャパンのなでしこたちに向けて。
君は、もしかしたら、
この天気のように、
いろんな厄災が通りすぎてしまったと
感じているかもしれない。
台風は今朝までって。
でも、放射能は、
収まるどころか、
さらに拡大しているんだ。
それが台風とは、
根本的に違うところ。
これから、
君たちは、
とてもタフでハードラックな
人生を過ごさなくてはならないんだ。
死ぬまで。
例えば、
結婚したいとおもう、
素敵な彼氏にめぐりあったとしよう。
君に探りを入れるのは、
彼氏の家族が依頼した興信所じゃないよ。
君の出自や、
君のバックグラウンドなんてどーだっていいんだ。
問題は、
君の「卵子」だ。
彼氏の家族からは、
君の「卵子データ」が求められるよ。
信じたくないかも知れないけど、
そんな時代は、
もう、目の前に迫っているんだ。
今のフィアンセが、
外国人だとしよう。
君は、「日本人の女の子」というアイデンティティだけで、
「卵子検査」を強要される。
もちろん、ホールボディカウンター検査もね。
ジャストナウだよ!
今すぐ逃げてくれ!
スーツケース一つで逃げてくれ!
外国が無理なら、
せめて南国に逃げてくれ!
このシビアな状況を
受け入れてくれ!
俺は君たちの永久の幸福を
心から願っている。
被曝地TOKIOから願っている。