1987年、
広瀬隆さんの
「危険な話」が上梓された。
バブルの真っ只中、
大衝撃だった。
俺たち若いギョーカイ人は、
皆、飛びついた。
ヒップホップの連中が
反原発をテーマにし始めた。
1年後、
RCサクセションが
「カバーズ」を東芝からの発売中止を経てリリース。
文学界は、
俺の恩師などが中心となり、
声明を出したりした。
しかし、
俺たちは若すぎた。
騒いだ俺たちが、
若すぎたからか、
メインカルチャーから無視され、
サブカルチャーに括られてしまった。
あくまで、
大人たちは、
表参道の土地買収のよーなことにしか
興味を示さなかった。
爆発力を持った
有効なメッセージは、
残念ながら、
清志郎しか発することができなかった。
それでも、清志郎の相手は、
俺たち若者だった。
大人は誰も相手にしてくれなかった。
バブルの前に、
まったく無力だった。
本日、
IAEAに
「メルトスルーの可能性」を
報告したらしい。
「危険な話」は、
単行本も文庫版も、
今は絶版。
どこかで探して読んでほしい。
