幕末、
アメリカ国日本総領事であった、
タウンゼント・ハリスの滞在記である。
ハリスは、
もともとNYCで、
兄貴と瀬戸物屋をやっていたのだが、
いろいろあって日本領事になったニューヨーカーである。
本の中では、
ニッポン人を、
褒めたりけなしたりして、
アメ公に言われたくねーよ的なないようなのだが、
実に的を射ていて、
チクチクするぜ。
領事館はご存知のとおり、
伊豆下田にあった。
ハリスが、
オムレツ食いたいので、
ニワトリ飼いたいと、
下田の役人に言う。
すると役人は、
「上奏するでござる」
とかなんとか言って、
江戸に上がったまま2週間も帰ってこねー。
やっと、帰ってきて、
「お許しが出たでござる」
とか言う。
ニワトリ如きで、と、
ハリスはいちいち呆れる。
また、
ハリスはこんなことも言っている。
「ニッポンの武士は、
孔子を勉強しただけで、
世界を知った気になっている」
耳が痛い。
目が痛い。
ついでにキャン玉袋も痛い。
ハリスがニッポン人を、
そんな風に論じてから、
140年ぐらい。
国会なう。
福島なう。
なーんも進歩しとらん、
ニッポン人。
