あー、
かゆくてかゆくてたまんねーので、
思い切って皮膚科に行ってきたぜ。
昨年の10月ぐらいから、
腹の辺りだけ、
どーゆーわけかかゆくてかゆくてたまらんかった。
腹だけだぜ。
俺は、昨夏激暑だったので、
あせもだろーと高を括っていた。
が、しかし、
薬局の薬を塗っても治らねー。
主治医からプロユースの薬をもらっても
治らねー。
じゃあ、早く行けよ、ゴトーちゃん。
ということなわけだが、
駅前の皮膚科の医者が苦手なタイプのオヤジなのだ。
以前も、同じく、腹だけかゆくなって、
初めて、その病院に行ったんだ。
その先生は、
なんちゅーか、
「昭和の色男気取り」のオッサンで、
まあ、たとえて言うなら、
天知茂。
似てねーけどね。
でも、あの医者の目指しているところは、
天知茂だと、俺はにらんでいる。
そんで、
たいして、患者もいないのに、
若い看護師にピンクのコスプレをさせ、
その女の子たちを何人もはべらせているのである。
そんで、治療もとても怪しい、と俺は個人的に感じている。
しかし、以前の腹はウソのよーに治った。
ので、何年かぶりに、
行ってみたのである。
そしたら、
患者一人もいねーのに、
若い女の子の看護師が、
相変わらずピンクのナース服を着て、
3人もいた。
「ゴトーさん、お久しぶりですので、
問診表に記入してください」
と、ピンクの看護師に言われた。
俺は言われるがまま、
いろいろ書き進めた。
すると、
「ペットは飼っていますか?」
という設問があった。
おお、飼っているぜ。
俺は犬・猫の右にあった
「その他」の欄に
堂々と
「亀さん」と書いてやったぜ。
で、すぐに診察室に呼ばれた。
先生の天知度は以前より増していた。
で、腹出せ!
というので出したら、
よくダイソーなんかで売っている
豆電球付き拡大レンズで、
俺の腹をしげしげとながめ、
「腹だけ?腹だけっちゅーのはおかしいなぁ」
「いや、私もわかりません、
なので、こーして先生のところにきておるわけです」
「まあ、とりあえず、軟膏で様子見ますかね」
な、軟膏で様子見る???
ああ、思い出した。
以前も軟膏で様子見ているうちに、
奇跡的に治ったのである。
「じゃあ、軟膏で様子みましょう!」
と、俺は言った。
そんで、
ここからが、この病院の怪しいところなのである。
「軟膏の塗り方をお教えします」
と、ピンクの看護師が言い、
俺をベッドに寝かせる。
そして、なぜか、カーテンを閉める。
そんで、看護師が塗ってくれるのだ。
若くてきれいな看護師がピンクのコスプレをして、
俺の腹に軟膏を塗りたくるのである。
カーテン閉めて。
有り得ん。
とても怪しい。
どーして、そんなプロセスが必要なのか、
さっぱりわからねー。
皮膚科というより、
これは、なんつーか別のサービス業のようである。
で、会計したわけだが、
全部で1300円ぐらい。
1300÷3×10=約4300円の医療報酬である。
俺の自己負担を引けば、
国から3000円ぐらい巻き上げる魂胆なのである。
ダイソーの虫メガネで診ただけなのに。
これは、絶対に、
ピンクの看護師のサービス料が含まれているに決まっている。
2週間後にまた来いと言われた。
「まあ、治っちゃえば来なくていいけどね」
と、天知茂は言っていた。
テキトー。
軟膏は、
チューブ2本で350円であった。
クリエイトより安かった。
へば!
と言って帰宅した次第である。