さて、本題。

ここまでくんの長かったな。

すまねーな。


俺は、

「すべてがチグハグに動いている」と書いた。


そのことについて。

何故、そんなことになっているか。


俺は、

読者として、

本を読む場合、

制作過程なども想像しながら読む。

一種の職業病である。

漱石の名作などを読んでいても、

「赤入れたくてたまらん」

という気持ちになったりする。

俺は何様か?

読者様である。


俺は、

書き手として、

文章を書く場合、

読者様に喜んでいただけるよーに書く。

受け取る編集者の「受け」は二の次である。

読者あってのゴトーちゃんである。


俺は、

編集者として、

本を作る場合、

読者最優先はもちろんだが、

著者にも、その方のご家族・ご友人にも

喜んでいただけるよーに作る。

なので、

「初めて本を出す」という人の本を作るのが好きだ。

本が出て、ご家族でお祝いの食事会した

なんていう話を聞くと

「ああ、この人の本を作ってよかったなぁ」

と心底おもう。

だから、俺の編集作業はちょっとスパルタである。

著者に恥をかかせては絶対いかんのである。

ひいては、読者への冒涜にもなる。

「つまんなかった」なんつーレビューは、

絶対に書かせねー!

だから、手を抜かない。

妥協しない。

自分の仕事の領域の中では

「編集者としてのゴトー」が一番バードボイルドだとおもう。


本来は、

どんな酷評に晒されても

「99%の読者にボロクソ言われても、

1%の人がハッピーになってくれたら、

それでいいじゃん」

で済む。

それでもダメだけどね。

お金払ってもらっちゃったんだから。

プロとして、ある程度のハードルは

超えなきゃね。


ただし、大風呂敷を広げたせいで、

それぞれの立場の人が、

読者も著者も出版社も、

思惑が乖離し過ぎていて、

極端な温度差が生じている。

だから、チグハグになっているのである。

大風呂敷を広げたせいで。


哀しいことだよ。


ただ、印刷所の人や、

書店の人たちが、

「餅」を買えるよーな状態にしたのは、

いいことである。

それだけが救いだ。


断わっておくが、

この記事は、

稀代の話題作を批判したのではない。

読んでねーからな。

何度も言うが、

読んでねーやつには

「何も言う資格がない」。

銭はらって読んだ人は

「何を言ってもいい」。


俺というゴトーちゃんの

「仕事と読書」のスタンスを書いただけである。


アイブックスで105円で販売したら、

買って読もう、とおもっている。

そして、そのときこそ勝手なレビューを

書かせてもらうぜ。