「存在感がアップ」

である。


存在感ねぇ。

どんなもんだかねぇ。

本日のゴトーちゃんは、

とても懐疑的である。


いやさ、

歳も歳だしよ、

「存在感」だけアップしてもしょーがねーんだよ。

「存在感」とやらが、

なにかしらの収益と結びつかねーと、

ダメなんだな。

なんつー、夢を失いつつあるIT企業の社長みてーなことを

思うわけだな、これ。


そーいえば、

俺は、

普段の身なりがチンピラみてーだよ。


そそ、ある時、自転車のヘルメットを、

東急ハンズに買いに一人で出かけたんだよ。

俺の古くからのマブダチ

マイ・オールド・フレンド

木村タカヒロ君が、

自転車に乗り始め、

「いいよ、自転車」って言われて、

俺も木村君に憧れて、

自転車を買ったんだ。


そこで、俺は、

自転車でこけて、頭かち割るのヤダな、

とおもい、

渋谷まで、

ヘルメットを買いに行ったのさ、一人で。

俺はそーゆーとこ、

大事にするタイプだ。

なんせ、

アイホン買う前に、

アイホンぶっ壊れるのヤダな、とおもい、

アイホンケースを手に入れるよーなタイプの人間だ。


で、東急ハンズに行ったのさ。

ヘルメットいっぱいありすぎて、

俺は、直ちにパニックになった。

どれを被ってもいいな、とおもうし、

どれを被ってもいまいちだな、とおもった。

店員は、ずーっと付き合ってくれるわけじゃなかった。

なんせ忙しいからな。


そこで、俺は、

ヘルメットを被った写メを次から次へと自撮りし、

木村君と妻に向け、

「どれがいい?」とメールを送った。

木村君からも妻からも返事をもらったが、

もう、パニックは絶頂に達していて、

知らず知らずのうちに、

涙が出てきた。

こんな、誰も知らない人ばかりの、

渋谷の街で、自転車売場で、

俺は孤独を目いっぱいかみしめたんだ。


やっとのことで、ヘルメットを買った。

そしたら、ほっとして、また涙が目に滲んできた。


気がつくと、

「悪そーなやつは大体同じ」みてーな、

小僧どもが俺を避けて歩いていた。

激混みのセンター街を俺はスイスイ歩いていた。

なんで、俺をさけるのだろー?


ふと、己の姿をみたら、

全身黒尽くめで、

どチンピラもいいとこの格好をしていた。

しかも、泣きながらチャリのヘルメットを持って。。。

そんなアブねーオッサンは、

皆避けて通るだろー。


せっかくヘルメットを買ったのに、

なにもかも哀しい日だった。


そんな感じの俺の存在感。。。


アップしてもいいことはない気がする。