はたして、
案の定、
俺は役立たずもいいところであった。
物販のお手伝いをするわけでもなく、
木村君のアシスタントをするわけでもなく、
客いじりの前説をするわけでもなく、
ツイ友の皆さんと、初めてお会いし、
リアルなお友達にしていただき、
ただただ談笑しているだけであった。
それでは、申し訳ないと俺なりに思い、
木村君に何の断りもなく、
「えー、木村君の作品集やカレンダーを
購入していただいた方には、
木村君がサインしまーす!」
なんつーことを勝手にシャウトしたりしていた。
お陰で、木村君はたくさんの皆さんにサインをした。
それでも、もっと役に立ちたいとおもった俺は、
写真つきで、
『木村タカヒロ君、ライブペインティングなう。
インプロビゼーションとは、「思い付き」ではなく、
「技術の放出」である。』
なんつー、さも訳知りのよーなツイートをしてみたりした。
俺の役立たずぶりとは、
一切関係なく、
盛況ですばらしいライブペインティングであった。
そして、作品は木村君の努力と
俺以外の人々の熱い熱い声援によって完成した。
いや、俺もできる限りの応援をしてたんだぜ。
スゲー出来映えであった。
ああ、明日も観たい。
明後日も観たい。
10日間連続で観たい。
すばらしい!
マイ オールド フレンド!
最後に、
サプライズがあった、
木村君のご尊父であり、
伝説のアニメーター、
木村圭市郎氏http://kksp.jp/
を木村君が撮影し、
編集したショートフィルムが流されたのだ。
タイトルは「リスペクト」。
俺は、あまりの衝撃に、
胸が熱くなり、泣きそうになった。
俺は前夜、
楽しみで楽しみで、
勝手に気持ちが高ぶり、
こんなツイートをしていた。
「木村タカヒロ君の作品集「e-motion」のDVDを観ていると、切なくなる。何故か?「愚者の貪欲で狂おしい生への渇望」が描かれているからだ。こんな作品を描ける作家は他に木村圭市郎しかいない。「虎になるのだ!」伊達直人も見苦しいまでに貪欲だった。PASS IT ON!受け継がれた。 」
ブルーズだぜ。
本当のブルーズだぜ。
木村家ブルーズだぜ。
俺の興奮はマックスになった。
そして、また帰り、
疲れ果てた主役が運転し、
俺は、横で、
マイケルを聴きながら、
浮かれていた。
そして、現在、
知恵熱をだしている。