画集だけど、

敢えて「読む」ことにした。


俺の古くからのマブダチ

マイ・オールド・フレンド

木村タカヒロ君の作品集、

『e-motion 』


ゴトーアキオとTURTLEHAZE (タートルヘイズ)

http://www.amazon.co.jp/motion-%E6%9C%A8%E6%9D%91%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%92%E3%83%AD%E4%BD%9C%E5%93%81%E9%9B%86-%E6%9C%A8%E6%9D%91-%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%92%E3%83%AD/dp/4594062970/ref=pd_rhf_p_t_1


木村君のサイト

http://www.faceful.org/


発売日には、

俺も感激しすぎて、

何もかけなかった。


改めて、

ゆっくり、作品と付録のDVDを鑑賞した。


楽しい絵は誰でもかける。

キリンや亀さんなどをかけばいい。

かわいい絵もだれでもかける。

ハートやスペードのエースなんかをかけばいい。


じゃあ、「哀しい絵」は、どうか。

無理すればかけるだろー。

特に、最近の日本人の涙腺の決壊は

もの凄く速くなっているからな。

存外に簡単かもしれんな。


しかし、だ。

「絶望」はかけない。

普通の人にはかけない。

戦争を経験したり、

人種差別にあったり、

そういう、命の危険にさらされないとかけない。


木村君の絵は、更にその上を行く。


「絶望」の淵にありながらも、

「自由を夢見る」。

ところが、

「その自由は本当の自由なのかという懐疑や葛藤にさいなまれる」

そしてまた「絶望」する。

でも、「本当の自由への夢は諦めきれない」。

生命が存続する限りは、そのスパイラルから逃れられない。


俺は木村君の絵に

マイケル・ジャクソンが

描いた「夢」をいつも見る。


作家である木村君を見ては決していけない。

テーマを見逃す。

そして、木村君は、その深遠なるテーマを

ほぼ無意識でかいている。

木村君の無意識下に入り込むことに意味はないし、

誰にも、そんなことはできない。


作品を見るのだ。

作品を読むのだ。


そこには、

ホロコーストでシンドラーを待ちわびる、

人々の「顔」がある。