疲労して爆睡したら、
悪夢をみたのである。
疲労しながら
夢を見ると、
悪夢は訪れるのである。
俺の書いた「イッセイ・ミヤケ物語」という
三宅一世さんに関する評伝が、
俺の知らない間に、雑誌に掲載されていたのである。
え?
俺は、三宅一生さんとは一面識もなければ、
まして、三宅さんの人生など、まったく知らないのである。
更に言えば、三宅さんの服すら持っていない。
それなのに、おこがましくも、
「イッセイ・ミヤケ物語」
文・ゴトーアキオ。
図々しいにもほどがある。
しかも、「続く」と〆られていた。
俺は担当編集者に文句を言った。
「俺に断わりもなく、
なんで掲載するのだ!」と。
しかし、よく考えたら、
俺のほうが、
全く存じ上げないのにも関わらず、
三宅さんに何の断りも、
取材もなく、
評伝を書いてしまっていたのだ。
ああ、どーしよー。
告訴される。
というところで、目覚めた。
なんか、とても具体的で嫌な夢であった。