「アクシデント続出」

「行動力が低下」

である。


困った事態である。

本日に限っては、

アクシデントも起こってほしくないし、

行動力も低下しないでいただきたいのである。


しかし、すでに、

行動力は著しく低下し、

ついでに思考力も低下中の俺である。


行動力がビンビンだぜ、という状況下では、

俺はアクシデントの一つや二つ、

全然気にしないし、跳ね除ける自信がある。

自信満々のゴトーちゃんである。


しかし、このよーに行動力が低下し、

生命力も低下し、

もはや、虫の息であるゴトーちゃんにとって、

アクシデントは命取りである。

まして、「続出」である。


本日、俺は、トークショーをするために、

目黒に行かなくてはいけない。

あれ?目黒じゃねーな。

目白だな。

ややこしい駅名つけんじゃねーよ。

すでに、アクシデントに見舞われるところであった。

目黒は目白の反対方向である。

張り切って目黒に行っても誰もいない。


あぶなかった。

アクシデント回避。


次に俺は、新宿駅で、

中央線に乗ってしままいそーな気がする。

俺はJRというものに、

この10年ぐらいの間3回ぐらいしか乗っていない。

山手線は何色だ?

オレンジだな、確か。

ちょっとググってみよー。

いけねー、緑だった。

危うく、大月までいってしまうところだった。


アクシデント回避。


さて、トーク会場である「なすび」についたのは、

いいが、

俺はパジャマで着てしまった。

なんと「パジャマパーティ」と勘違いしてしまったのである。

緊急に池袋まで行き、

ユニクロで、ガウンを買うことにする。

素っ裸にガウンだ。

舘ひろしだ。


なんとかアクシデント回避。


さて、トークショーが始まる。

ドカドカうるさいトークショーだ。


俺は、虫の息なので、

高尾山に登って、

野生の赤マムシとスッポンを捕獲し、

それを煎じて抹茶を混合し、

裏千家の要領で、

茶筅をかき回し、

大井戸茶碗レプリカでいただくつもりだ。


しかし、俺が捕獲したのは、

青大将、即ち田中邦衛であった。

事情を聞くと、高尾山に天の川見物に来ていたところを

俺に捕獲されたらしい。

しかし、再度、高尾山に行くことは時間的に不可能と

判断した俺は、

止む無く、田中邦衛を煎じて飲むことになるだろー。


アクシデント回避。


俺は、みるみる元気になってきた。

横を見ると、田中邦衛は煎じられて、

みるみるうちに元気がなくなっている。


俺は、トークショーの最中、

「あいやー、ホタル」とか

「あいやー、じゅん」とかを

連発するであろー。


これは困った。

意味不明のトークを連発する。


では、スッポンを煎じて飲もう。

しかし、スッポンだと思っていた生物は、

林家正蔵、すなわちEXこぶ平であった。

これまた

高尾山に天の川見物に来ていたところを

俺に捕獲されたらしい。

相変わらず、バカなやつである。

しかし、再度、高尾山に行くことは時間的に不可能と

判断した俺は、

止む無く、こぶ平も煎じて飲むことになるだろー。


俺はみるみるうちにトークをカミカミになり、

言うことすべてスベリ始めるだろー。



見かねたプロデューサーの桜井さんは、

コンビニで赤マムシドリンクを買ってきてくれるかもしれない。

「領収書はゴトーでお願いします」



アクシデント、ギリギリ回避。



俺は、やっとのことで、

行動力を回復する。

しかし、トークショーは、すでに終わっていた。



なんともはや、無情なり。

レ・ミゼラブル。。。。