昨日、ツイッターで、

NY 在住の現地人作家が、

何故か、俺のよーなものを

フォローしてきたと書いた。


そしたら、

なんと、新作を書くという旨、

俺に伝えてきた。

プレゼンである。


プロットを、長々と10回ぐらいに分けて、

送ってきたのである。

なんせ1回、140字である。

止むを得ないだろー。


俺は、第一章のプロットを見て、

「おお、これは少し面白いかな?」

と、思った。


なんでも、1777年生まれの、

日本人の父と、

奴隷としてアメリカに買われてきた、

アフリカの皇女さまの間にできた

ハーフの女の子の物語だという。


その奇天烈なプロットに、

大いに関心を持った俺は、

どんどん、読み進めていった。


しかし、読み続けるにつれ、

だんだんトーンダウンし、

息切れし、

最初のハーフの女の子は、

チャプター3あたりで、

もう、どっかに消え、

チャプター10あたりでは、

全然別な人物が、

物語の中心になっていた。


ダメだ、こりゃ。


少し、落ち着いて、構想を練り直したほうがいい、

と、アドバイスをしてあげたい気持ちは山々なのだが、

俺は俺のことで手一杯なので、

自分で考えるがよかろー。


作家というものは、

常に孤独との戦いなのである。