土曜日、妻は、
築地本願寺で催された、
大沢たかおの朗読劇 「義経 」に出かけた。
ロックのライヴではないので、
スクリーンとかもなく、
客席もフラットだったので、
大沢たかおそのものをなかなか見られなかった、
と、残念がっていた。
大沢たかおは男の俺から見ても
ええ男だと思う。
そんな事態になったら、
抱かれてもいいかもしれん。
そんなええ男なのに、
集まった観客は、9割がたオバサンだったらしい。
もっとも、そーいう妻も年齢としては、
オバサンに入る。
しかし、この場合のオバサンとは、
「人格、そしてそれによって導き出される言動と行動の在り様」
のことである。
観客席は狭いパイプ椅子なのに、
なにか、バッグの中から、
カーディガンを出したり、
メールチェックしたり、
ペットボトル出したり、
おしゃべりしたりと止まらなかったらしい。
更に、割と本格的なエンターテイメントであるにも関わらず、
おめかししている人があまりおらず、
大方のオバサンたちは、
築地に買出しに来たついでに寄りました的な、
「つっかけスタイル」であったらしい。
三味線は吉田兄弟という豪華なバックアップ。
しかし、カーテンコールの際、
後ろの席のオバサンたちが、
「全員じゃなくて、大沢たかおだけでいいのに !」
と、憤慨していたらしい。
文化というものを理解してもらうのは、
かくも難しきことなり。
