日曜日未明、
ものすごい悪寒に襲われた。
「寒い、寒い」
と、唸っていたら、
枕元に、あるイメージが、出現した。
アイヌの伝統衣装を身に纏った、
七曲署のゴリ刑事(竜雷太)が、
松明を掲げ、
「もっと燃やせ ! もっと火を焚け !」
と、海岸縁のような場所で叫んでいる。
俺は
「ああ、死ぬのかな。
でも、心頭滅却すれば、なんとやら。
気合が大事なのかもしれない」
と思った。
そしたら、今度は、
カラテカ矢部の
「エイシャラー !」
という掛け声が枕元に聞こえてきた。
すると今度は、
それにオーバーダビングして、
海難事故にあった人達の無事を祈る
房総半島の風習である太鼓の音が、
「ドンドンドンドン !」
と鳴り響いた。
俺が好きなイメージや風景が、
このように、どんどん連なっていった。
意識レベルがどんどん低下し、
そして俺は失神したのであった。