http://ameblo.jp/turtlehaze/entry-10474998830.html の続き
アルバイト
私は忌野清志郎さんの大ファンで、高校の時分頭の悪い生徒だったので、氏のインタビューで「バンドマンはバイトなんかしちゃいけない」というフレーズを読み、それを真に受けて、まあ、ろくにバイトなどせずに今日まで生きてきた。
バンドマンでもないのに。
少なくとも生活のためにバイトをしたことはないなぁ。
でも、なんだかしらないけれども、バイトは得意のようだ、私は。
最初にバイトをしたのは高校一年の冬休み。
バイト禁止ではあったが「社会勉強」と称して、学校に届けて、許可を もらい、デパートのスキー用品売場でバイトした。
スキーのことなどほとんど知らなかったが、私は口八丁で、一日百万円ぐらい売り上げた。10日働いたから、1000万円も売った。
最低賃金保証の概念などない時代だったので、高校生のバイトは確か一律時給250円ぐらいだったと思う。
時給250円で一日百万。
すごいバイト野郎だ。
こうなればデパート側も手放したくはない。フロア主任に「春休みも来て欲しい」と懇願された。が、私は金に窮していたのではなく「社会勉強」だったので、お断りした。(続く)