茨城空港の開港式典の様子を観た。

テープの前で、ジジイどもが、

アホ面さげて、座っていた。

その横で、黄門様の着ぐるみだけがはしゃいでいた。


記者たちも大勢いたが、

「開港の喜び」

を、伝えている雰囲気は皆無だった。


シーンと静まり返るロビーで、

踊る黄門様。

実にシュールで

「静寂と反意の凄み」

を感じた。

この式典は、

来るべき沢尻の会見の様子を

俺に想像させた。


静まり返る会見場。

はしゃいでいるのは三井三太郎だけ。


茨城空港と沢尻は、

肝心の

「売り物がない」

という点において酷似している。

大言壮語も。


クライアントである

たかの友梨先生は

どー思っていらっしゃるのだろー ?

きっと、今頃代理店の奴らが

報道各社に必死になって電話しまくり、

「あんな契約、無視していいっすから、

カタチだけでも、来て下さいよ。

お車代もご用意しますから、えへへ」

と懇願していると思う。


前回書き忘れたが、

億が一、沢尻がスペインから

訴えたとしても、

スペインの法曹界は、

サッカーに夢中で、

そんなたわごとに関わっている暇はない。

それにシエスタもある。

裁判所が訴状に目を通すのは、

早くてもワールドカップ後だな。

スペインとはそーいう、素晴らしい国なのだ。

なので、安心して契約していいと、

俺は思う。