芸能リポートは、

ちょっと置いておいて、

今度は社会記者に転ずることにする。


昨日、

「別れさせ屋殺人事件」

の裁判が東京地裁であり、

懲役15年で結審した。


俺の感想はいたってシンプルである。


皆、マメだな。


いくらもらえるのか知らねーけど、

いろんな工作して、別れさせ、

挙句、殺人までしてしまう。


俺にはそんなマメさはないし、

尾行のために、

駅に行くまでの間に、

古本屋とかに立寄ってしまって、

疲れて、家に帰るだろー。


昨日、被告は、

「愛してしまった」

と、言ったという。

旦那から依頼を受け、

奥さんと付き合っているうち、

好きになっちゃったらしい。

まあ、プロとして失格な訳だが、

それを情状の論拠に据えた弁護士の

なんたる幼稚なことか。

「愛している」が成立するのは、

「愛し合っている状態」

の場合のみで、

一方的に

「愛している」と言ったところで、

何にもなりゃしねーだろーよ。


別れさせたり、

愛したり、

殺したり、

世の中の人は、

本当に無駄なエネルギーを使っている。

全然エコじゃねーな。