http://ameblo.jp/turtlehaze/entry-10471648006.html の続き


私は自営業者なので、ボーナス併用払いというものができない。

したがって、常に均等払いだ。


で、私はカーナビとか必要なオプション等々をつけて「毎月○万円未満の支払いで60回払い、月々の支払いは指定した金額を1円でも越えてはならぬ。あとは、そちらで如何様にもしていただき、その後、私の手元に新車が届くよう、よきに取り計らえ」とだけディーラーの担当者に告げる。


たいていは、結構無茶苦茶な要望なので、担当者は慌てふためき、よろよろし、店長とやらに「掛け合ってみます」とかなんとか言う。


そこで、私は思う。実際に口に出して言ったこともあるけれども。「この車を少しく安くしたとて、貴様の給料が減るわけでも、会社を首になるわけでもなかろう。まして、会社が倒産の憂き目に遭うなどとは到底考えられない。それよりも販売台数の確保が優先なのではないか。だとしたら、とにかくよきに計らえ」と。


そのうちに「今日、決めていただければ店長の決裁が下ります」とかなんとか言って、私の結構無茶な要求を呑むことに相成る。


もとより、私はいろんな車屋を掛け持ちしたり、長々と何週間にも渡って交渉する気などさらさらない、時間の無駄だ。一発回答さえでればいいのだ。

そもそも、車が欲しくて来ているのだから、いたずらに交渉するなど、まったく意味のないことである。


よく車雑誌で何週間もの交渉の末、何十万円引きで購入、などという馬鹿げた記事が自慢げに載っていたりするけれども、そんなものは半日あれば引き出せる金額だ。


物にはすべて「採算分岐点」というものがあり、その採算分岐点すれすれの交渉を半日ですませればいいことだけなのだ。

だいたい、大の大人が毎週日曜日を潰して、車屋巡りをすればするほど、時間を浪費するわけで、「時は金なり」その分値引き額が目減りしていることに凡人は気がつかないのだな。哀れ。(続く)