http://ameblo.jp/turtlehaze/theme-10018910635.html の続き


車ころがし


今夏、本当にお金がなかった。

これが不思議なもので、お金がないときに限って、お金の入用が出てくる。


我が家の場合は、車の車検が迫りつつあった。

10年来、付き合っていたディーラーに見積もりを出させると、トータルで13万円ぐらいという。その中には自賠責保険やら重量税やら諸々入っていたのだが、現金13万円前払いしろという。

これまでも車検をやってきたけれど、前払いを しかも現金で要求されたのは初めてだった。

おかしくねぇ?


今どき、全部こみこみでローンにだってできるのに、キャッシュで前払いなんて。そこで、私は荒業にでた。


「車買い替える」


私は、これまで、数台の国産・輸入車を乗り継いできたけれども、最初の1台だけ少しキャッシュを積んだだけで、それ以降は「キャッシュレス、頭金は車の下取り、均等60回払い」を信条として、「新車」を購入してきた。


これを私は「車ころがし」と呼んでいる。


此度も車検を行う現金欠乏のため、その「車ころがし」を実行に及んだ。


そもそも自動車、まあ、私が買えるぐらいの自動車というものは、定価などあってないが如きである。

パンフレットには「一応」定価は載っているが「価格交渉」という日本自動車産業の古き良き、または悪しき慣習があるため、実質的に「オープン価格」である。

がゆえに、私はどんな高級な、例えばフェラーリやベンツ(実際には買えないけれども)だろうが、安いに越したことはないので、交渉を心がけている。

そりゃそーだろう。口先だけで、10万円とか20万円とか安くなるのだったら、あらゆる、でまかせ、おだてすかしをするというのが人情、というか現代社会を生きるものとして、なすべき手段だ。(続く)