人差し指を立てて「チッ! チッ!」と映画で先生が生徒を注意するシーンがあります。いわゆる「舌打ち」です。上の歯の付け根に舌先を付けて「引き剥がすとき」に陰圧になって「チッ!」という「舌打ち」ができます。これと反対に、舌先を上の歯の付け根に付けて「息を溜めて」解放することで、同じように「チッ!」という音を出してみます。これが「陽圧の舌打ち」です。最初は難しいですが、だんだんできるようになります。
この練習で、アタックやタンギングで舌を突く場所「ホームポジション」の確定ができます。「舌の力が抜け柔軟になり」舌の後ろ側(舌根)が楽に下がって自然に「のど」が開きます。口蓋と舌でできた気道は、発音時に息で押し広げられ舌でアタックされ正確な発音ができます。そしてその後、呼気の圧力によって気道は確保されます。音の終了により空気の支えが無くなり舌は楽な「ホームポジション」に戻ります。意識して積極的に戻し気流を突然止めることもしばしばありますが、舌の力が抜けていることに、初めて気づくこともあります。