高音域での横隔膜高位は納得できますが、低音でもキーを握っています。低音域でのチェストアップの重要性はよく言われますが、これは喉の前側の開きと関連しています。低音域での「甲状軟骨」の前側の下降は欠くことのできない事です。どの楽器でもチューニングのBやAからオクターブ下降して行くと明らかに喉の最下位置に向かいます。「亀首」と言われる鎖骨のVのポイントに喉仏が沈み込む感覚です。この位置を取らないと正解な低音を出す事はできません。金管楽器の場合はそこから更に2オクターブから3オクターブ下がる事ができますが、その時は更に喉の奥と下への広がりが不可欠となります❤️