❤️音響学の先生の話❤️

 パイプオルガンの共鳴筒をはずしてみると、そこで鳴っているのは共鳴筒の周波数近くの「ホワイトノイズ」です。「ホワイトノイズ」とはその近くの全ての周波数を含んだ音です。「サー」という音です。白色は全ての色を含んだ色です。そこからとった名前で、白い雑音はその付近の全ての音を含むのです。

 そこに、管がセットされると、その管は自分の共振する音と寸分違わない音だけを正確に選び、響かせるのです。振動を作る側に決定権があるのではなく、共振をする「管」のほうに決定権があるのです。とても驚くべき事です。もし振動を作る側が少しでも違った音を作ってしまう、と管は共振してくれないのです。唇やリードが鳴るのではなく、「息が鳴る感覚が大切だ」ということが正しいことだとわかります。

 

これが😊

 

❤️発音法❤️


楽器を吹くのが楽しくなります😊