あるフレーズをどのように演奏するか?
思った通りに演奏する?
でも、その思いは十分納得の行くものですか?
同じフレーズを演奏するにしても音楽的な高みを持っていないとただの音の羅列になってしまいます
天才と言われる人たちは、いとも簡単になんでも吹きこなすことができますが、10歳代でできたことが20・30・40・50・60歳代で、できるとは限りません
音楽の思い自体も成長して行き、才能だけではどうしようもないことが度々あるのです
思いの成長と、それを体に落とすテクニックを習得する必要があります
思いが強ければ体は言うことを聞くというのが真実ですが
そのきっかけを与えると体はより理解が早くなります
呼吸法だけでなくアンブシュアなどでもそうです
習った方が早いことは習うべきですし
そのことで思いはより高みに向かうことができます
心身一如
というのは本当で
技術的にできるようになると
音楽的な自由さが増して
音楽もより高みに向かうことができるのです
だからこそ、技術的な面で行き詰まっている人に
思いを遂げる道を知ってもらいたいと思うのです
できるようになると
表現は良くなり
その影響でまた技術も上がります
この喜びは何物にも代え難いものでもあるのです