当時のテナートロンボーン用のマウスピースのスロートよりかなり太いスロートが使われています。
当時のバストロンボーン用のスロートを持ってきた様なものですね😅
ただし、SとMは事情が違います。
6 1/2というモデルになってからもしばらくはSMLの3つのモデルはかなり個性的であったので、その元になったクラークモデルもそうであったと予想しています。
マントヴァーノンの6 1/2Aを吹いたことが有りますが、スロートも普通でビックリしました。6を吹いたことが有れば近い様な気がします。
マントバーノンの後期からはどの6 1/2も6 1/2ALの設計に統一されて、バックボアの形状のみが視認できるぐらい違ってきます。
ALは開きが少なくAM Aと大きくなっていきます。結果、太管では0.7mmもの厚みを誇る、変わったものとなりました。クラークLは細管用でしたから、その設計をそのまま受け継いだものが現在の6 1/2ALとなっている様です。