3.「横隔膜」は最も有名な、唯一正式に「隔膜」という名前のある隔膜です。

腹式呼吸の主役です。

お椀を伏せたような形で端っこは肋骨にくっついています。

収縮すると肋骨の下端を押し下げながら平べったくなり下降し、

空気を肺に導き入れます。

このように、

自然呼吸時には「吸気時に収縮」し「呼気時に弛緩」します。

 

しかし、体が起き上がっているときは、重力による腹部の下降が吸気の大きな助けとなる為、強い収縮を意識しないで済むこともあります。

 

*歌唱や管楽器演奏の呼気時にはコントロール役として安定した息を作り出します*

 

肺の大きさより大きく息を吸って、風船のように空気が外に出ようとする力、つまり、「呼気圧力」が、出す音に必要な圧力よりも勝っている時、横隔膜は収縮し息の圧力を減らし、適切な圧力を作り出します。横隔膜の押し返しを必要とされる点を過ぎた所から、横隔膜は収縮をやめ、胸郭筋や腹筋・背筋による押し出しが始まります。

 

ロングトーンで安定した一定の音量を保つために有効な理論ですので、覚えておく必要があります。