2.「声帯隔膜」は「声帯」そのものです。

喉頭部の喉仏の骨「甲状軟骨」の中にあります。

 

 

声を出す以外に、息を止めて体の動きの土台を作ります。

吸気時の逆止弁として働くという特徴で、体の微妙な動きの足場を確定させます。

強い力を出すときは上にある「仮声帯」が働きます。

どの楽器でも息を吸うように音を出すと絶妙なピアニシモを表現することができます。

弦楽器や鍵盤楽器・打楽器では実際に細く息を吸いながら演奏すると、劇的な表現ができることがあります。息を使う楽器では「吸うように吹く」ということで「横隔膜」の下降による筋肉バランスで、体が吸気的傾向を示して、弱奏が安定します。

 

喉頭懸垂機構によりかなり自由に位置を決めることができ、中低音でしっかり安定した立派な音を作り出します。

 

ボイシングポイントは2と6になります。

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