187の図について

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この図の数字の1,2,3の意味です。

1は息の背中側の吹き上げを表します。
(矢印が最上部で首に沿って後ろ側に湾曲していることについては、検証の余地がありますが大まかなイメージとしては良いと思います。)

この動きは2の下腹の動きによって起こります。この動きは意識で完全にコントロールすることができますし、訓練が必要なところです。

3は2の下腹の動きによって起こる、骨盤の回転です。これは最初「反応」として起こりますが、意識して使うこともできます。座奏で、お尻の穴の辺りに重さを感じて椅子に「こすりつけるように」というというアドバイスをされる事が有りますが、これがその状態です。

3の動きは脇腹・腰と息が深く横隔膜の後ろ側が下がるようになると少し変わって来ます。強く、感情の高まった表現では、お尻全体からタップリの息を吹き上げます。1の経路も前側までひろがり、太い土管のような息の道が出現します。

音楽の表現によって体の反応は変わりますし、目に見える体の動きも顕著に変化します。最終的には「吹きたい様に吹きなさい」という事なのですが、勘どころを押さえておかないと「暗中模索」になってしまいます。

心とからだの関係の追求は本当に難しいです
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