今回は少し話が変わります。

 

アンブシュアの「ほっぺたふくらませの術2」は楽器演奏時に「意識の焦点」を唇という発音体それ自体に保つことができます。楽器との接点に意識が近いほど運動性は上がります。

 

息は「歯の脇をすり抜けて」息の出口に向かいます。

 

舌と唇で「息」を発音体である「唇」に導くのが合理的に感じますが、唇と舌に力が入って自由な運動性が損なわれることがあります。疲労もしやすくなります。

 

シラブルを意識した時、高音は比較的短時間で出るようになりますが、それに頼りすぎて、「硬くてなんだか吹きづらいなあ」という感じが出てきた時はこの「術」はとても便利ですよ〜〜〜v(^^)v

 

息の焦点を息の出口に意識することで、呼吸筋の余分な力が抜け長時間の演奏に耐えられる奏法になります。

 

ほっぺたの前側を膨らませます。

 

ぜひお試しくださいv(^^)v