バランスを崩すということ。
人間の体はいつも流動的なバランスの上に成り立っています。
例えるならば川の流れの様なもので、ひとときも停止することはありません。
前提として、心がどんどん変化して変転していることは理解しておく必要がありますが、ある程度固定されていると思い込んでいる身体も、常に変化の真っただ中にあります。
色々なテクニックを学び訓練する過程で身体を固定化した時に震えとか力みという辛い症状が出てしまうことがあります。
そんな時「力」を「重さ」と言う感覚に置き換えると、この流動的な中に無理なく入る事が出来ます。
そうしてここで今日の
「バランスを崩す」
事をやって見ます。
座奏の時は足を上げます。
立奏の時は片足を上げます。
この時の変化は目を見張るものが有ります。
是非お試し下さい。