「胸郭を絞る」というのは、息の強い吹き上げにとても大事な事です。
実際の呼吸に於いて、胸郭を絞って狭める事は横隔膜が上がって息のパワーを存分に使うためには欠かせない事なのです。
パワーのかかる演奏の時には欠く事のできない方法です。
レガートよりもデタッシェで必要な技術です。
これができない人は積極的にこの部分を鍛える必要があります。
この練習は、「吃音症(どもり)」の矯正の為にとても有効な練習です。
この練習をさせたトロンボーンの先生は私の知る限りでは、パリオペラ座の「カタルザンスキー」だけです。