115を受けまして、アンブシュアの話。

「1の呼吸」吹き上げの時は、アンブシュアは下唇が主導します。「下から閉じる」という感じです。たっぷりの息で叙情的に歌い上げます。
「お腹の底から伸びのある息で」という吹き方です。

「2の呼吸」固定の時は、アンブシュアは上唇が主導権を握ります。安定した息でデタッシェ等の器楽的な表現に適しています。
「お腹でシッカリ支えられた」吹き方です。

この様に、「音楽的な表現」と「呼吸法」「アンブシュア」は密接に関連しています。