息の実効量(実際に使える量)を増やすのは、女性や身体の小さい肺活量の少ない人にとっては死活問題です。

柔道やレスリングと違って無差別級ですから大変です。

実際に使える息の量は腹式呼吸である事はほとんどの人が認める所ですが、横隔膜が楽に下りた後にさらに落とすと、胸郭は自然に広がります。その後、胸郭はさらに広がり、最後には肩を上げて最大ブレス量を確保します。

引き上げられた腕と胸郭は下向きに「ギューッ」と井戸のポンプを押す様に息を吹き出します。

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