ぼんやりと「口蓋」の上にスペースができるのがわかって、演奏が安定して来たら、「スペース」をより安定したものにします。
前に「ボトム」と書いた、「ポジション」という平面を設定します。
「こめかみ」から「盆の窪」あたり。あくびをした時に、ポワッと上に引き上げられたところに、直径が30cmぐらいの丸い平面を設定しそこに頼る様に息を吹き上げ、その下側に「スペース」を作ります。最初は1.2cmぐらい。次第に厚くしていきます。
具体的には直径23~25cm 厚さ1.2cmの円柱の意識ができあがります。「ポジション」は少し大きめです。
このように「スペース」の形をハッキリ意識できるようにして行きます。
「ポジション」を意識することで、決して揺るがない、安定感を手に入れる事ができます。