演奏のための呼吸法はもちろんですが、楽器選びや、マウスピース選びもとても大事です。
体の小さめの呼吸の量が少ない人に大きな楽器やマウスピースを与えるといらない苦労をすることになります。本人の努力で乗り越えていけるというものの、可能な範囲で自分に合ったものを選ぶことは重要です。

車に例えるとわかり易いですが、エンジンの小さい時はボディーは小さいほうが有利です。でも重い車の乗り心地はやはり安定していて気持ちのいいものです。
体格と楽器の選択基準です。

ボディーは軽いほうが小回りが利き、気持ち良くコーナを駆け抜けることができます。
細管と太管の選択基準。

ハンドルのレスポンスは運転が上手なほど遊びが不要になります。下手な人がレーシングカーを運転すると全くいうことを聞きません。
マウスピースのリムエッジがこれに近い。

アクセルのレスポンスも早すぎると素人には運転できません。
これもマウスピースに関係したレスポンスですね。

重いんだけど楽に扱えて、反応はいいのだけど過敏ではない・・・・・
そんな理想的なものは・・・・ない(**)

ないんかを犠牲にする必要がある。

それが、そのプレーヤーのコンセプト。

めちゃ長くなった(**)