呼吸法というと、息を吸って、吐くだけと思ったら大間違い。
一の呼吸で吹き上げられた息は、基本的な響きのポイントに導かれます。「スズフ」の練習で「対応運動」を導き出したポイントが、先ず第一にわかる「ボイシング・ポイント」です。
「歯先のポジション」です。最小の力で最高の効率で息を使えるポイントです。とても楽なポジションですが、息の量が増えると直ぐにここから外れてしまいます。
「ボイシング・ポイント1」と覚えて下さい。