適切ではない行動をしてしまったお子さん。混乱して,普段は出さない声を出しているお子さん。

 

その時に,指示的な高い声を援助者が出すのでは,お子さんをクールダウンする場所への移動ができても,気持ちが納まらないから,混乱は長引く。援助者は,移動させることができた自分の適格さを信じてしまう。その後の混乱は,お子さんの特性にさせてしまう。

 

混乱するお子さんに軽やかに近づき,後ろから包み込みように抱きとめた援助者! 「いやだ」とお子さんは言いながら,ことばにのって動いていく。穏やかさを伝えた瞬間。

 

自分では気づかない自分の考え方の癖。援助者も,自分の認知は見直していかなければ。

 

 

 

 

今年の桜の開花時期は,長かったように思う。どうだろう。

 

    春の枝に花あり

    夏の枝に葉あり

    秋の枝に果あり

    冬の枝に慰めあり

 

       内村鑑三「寒中の木の芽」

       若松英輔「詩と出会う 詩と生きる」より

 

この3月には,臨床心理学を学んだ大学院を修了することができた。4月から始まる新しい仕事の打ち合わせも終えた。久しぶりの前に進む春。