私の知り合いにはマルクスが大好きな人がいる。


サブプライムローンや派遣村の問題が出てきて、

マルクスが注目されている現代。


今や、マルクスが資本主義の崩壊を予言していたとまで

絶賛されている・・気がする。


ついでに、経済学者は数多い。

その中でも、日本でマルクスを研究している人はたった一人だったらしい。

知り合いからの情報なので確かなのかは分からないが・・。


急にマルクスが注目され始めて嬉しいとか。なんとか。うーん。


右矢印  右上矢印  右下矢印  右矢印


今日はこの本。


『知識ゼロからの マルクス経済学入門』 的場昭弘 監修、弘兼憲史 著、幻冬舎


イラストが多くて、分かりやすい。

現在の経済社会を知るにはとても良い本だなぁと思った。


私がマルクスについて感想を書くのは、ためらう。

今までしっかりと経済を学んでこなかった。

無知だからこその発言しかできない。

でも、マルクスとは少し関係ないが、ふと思ったことを書いておきたい。


私にはとても尊敬している人がいる。

その人には、人間としての魅力がある。

けれど、疑問に思う。

なぜ、自分のことを社会主義と言い切るのか。


マルクスが好きなのはいいだろう。資本論を愛読しているのも感心する。


しかし、何故だろう。この腑に落ちない感じ。


正直、私は思想をそれほど重要に考えていない。

なんとか主義で、自分の信条を言い切りたくない。

左とか右とかどうでもいい。

どちらかに限定することに、さほど意味はないと思う。


確かに、上記の本にもあるように

マルクスの「資本論」は現代社会によくあっているようだ。


格差

搾取

商品の価値

貨幣


けれど、長期間、同じ資本主義の体制下であれば

似たような形態が表れるのは、むしろ当たり前ではないのか。

マルクスは現代に至る資本主義崩壊の兆候を予測したとは思えない。


この私の考え方は浅はかだ、

ちゃらんぽらんだという人もいる。

熱くマルクスを語る人に言われるのは仕方がない。


なんだろうな。

人を枠にあてはめてほしくないという気持ちも強いのかもしれない。

断言されることに躊躇しているのかもしれない。


しかし、マルクスの思想が労働者の価値に良い影響を及ぼしたのも歴史的事実。


ただ、社会主義といえど完璧ではない。

福祉国家はある意味、理想的な形であるが

現実的だろうか。歴史を考えてみる。

人は欲深い生き物で、理想だけでは成り立たない。



いつの間にか

私も立場を明確にするよう迫られている気がする。

ここ数年、宗教について考える機会も多々あった。

どこにも属さない私。

けれど、無意識にどこかに属しているかもしれない私。


いろいろ書いたけれど

思想の違いで人の声を聞くチャンスを逃したくはない。それだけ。

無知だからこそ謙虚に、

他の人から多くのことを学んでいきたいと思う。

頭が固いながらも。


メモ。

ダイヤモンド・エコノミストの農業について