どったん ばったんと廊下に響く
足の不自由な父の独特な足音
好きだったな。
いつだって堂々と力強く歩むその姿も
大好きだったな。
享年72。
退院を喜んでくれた矢先のこと
急に容態が悪くなり。
待っててくれたとしか思えない。
突然過ぎてずっと夢のなかに居るような
そんな感覚のなか現実は
お通夜 葬儀 初七日と慌ただしく過ぎていき
今日
先日の病理検査の結果を聞きに病院へ。
癌細胞Ø
葬儀の時に口々に声を掛けて頂いた
"まぁちゃんが持って行ってくれるよ
だから大丈夫"
あぁ本当だ…
守ってくれたとしか思えない。
どんな時も黙って見守り
いざと言う時には必ず杖を差し伸べてくれた父。
最期の最期までほんとに最期まで。
また家族になろうね また娘にしてねと
棺の父に伝えて見送った先日。
父の遺伝子の残る自分の身体を
救って貰った命を大事に生きていこうと思う。
お父さんありがとう。
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生前また葬儀の際には温かいお言葉と
お気遣いを頂きありがとうございました。
この場を借りて心よりお礼申し上げます。
それから自身の治療中は沢山の方に支えて頂き
本当にありがとうございました。
友だち 周りの色んな方々 そして家族の支えが
あったから心が壊れずにすみました。
頂いた温かいお気持ちを忘れず
ひとつずつご恩を返していけたらいいなと思います。
再開まで今しばらくお時間頂きますが
楽しみにお待ち頂けたらとても嬉しく思います。
今後ともどうぞよろしくお願い致します🙇♀️