ロングインタビューを読むのに、少しエネルギーが要りました。

この本の中の亀梨和也は、亀梨和也の100%ではないけれど、少なくとも書かれている言葉は100%亀梨和也の言葉だから、一言一句噛み締めるように読みました。


…なんて書くと、凄~く重たい感じですね。(笑)


なぜ私がこんなにも亀梨君に惹かれるのか、その答えが全部書かれている本です。

そりゃぁ、慎重に丁寧に読みますです。(^-^)


このロングインタビューには、生い立ちから現在までの、その時々の亀梨君の心理が語られていて、過去にも聞いた話、初めて聞く話、もっと深く掘り下げた話等々、本当に亀梨和也の軌跡がわかります。


特に、ネガティブな心情もたくさん出てくる。

今では有名な、高校受験の時の「ホウキで掃けばいなくなるJr.…」

デビュー後の息苦しい変化。

週刊誌に追い掛けられた頃のダメージ。

赤西君が抜けた時の葛藤。


きっとここで話したのは一部で、この何倍もの傷を負ってきたはずですよね。

私は聖が抜けた時の『シューイチ』で垣間見た、憔悴しきった顔が忘れられないのだけど、ひとりの時間はずっとあんな顔だったのかもしれないと思うと、いたたまれなくなってくる…(/_;)


でも、いつも“人”に助けられてきたんだね。

ご両親や近所の人たちの愛情に育まれた幼少期。

ジャニーズに入って知り合った友達。

先輩に叱られたりからかわれたりしながら培った反骨精神。

荒んだ時期に出会ったカッコイイ大人たち。

信頼できる事務所の先輩やスタッフさん。

この世界に引き留めてくれたジャニーさん。

そして、求めてくれるファン。


赤西君が抜けた後のワールドツアーで、海外だから出来たファンからの紙飛行機のサプライズ。

あの光景は、少なからず、当時の亀梨君の気持ちを後押ししたんじゃないかなと思います。


亀梨君は人に救われたと言うけれど、そういう人に巡り会えるのは、亀梨君の才能のひとつだと思うの。

貰った言葉や見てきた行動が、どれだけ自分の心の琴線に触れるかは、亀梨君次第だものね。


そこからの『Going!sports&news』でのスポーツキャスターという新天地。

『MAQUIA』連載での心の開放。


こうして“亀梨和也の軌跡”を辿ってみれば、仲間より早く大人になった理由も納得出来ます。


近年、少しずつ鎧を解いた表情を見せてくれる亀梨君。

彼の周りには、たくさんの愛が見える。


それでも、この人を表現する言葉は

『孤高』

が似合う。


最後に芳麗さんがくれた言葉が嬉しい。

ーこの日も、彼の発する言葉の全てに濁りはなかった。その透徹した瞳があるからこそ、「過去に見た、どんな風景も愛している」と言えるし、今を全霊で生きて、未来に夢を見られるのだろう。ー


そして、亀梨君の言葉。

「辞めたいと告げるギリギリまで心が追い込まれたこともあるけど、決断はしなかった。それが全てだと思う。」


そうだね、それが全てだよね。



『ユメより、亀。』

“亀梨和也の言葉” 以上に、この世界で生きる“亀梨和也の矜恃” が知れる本です。


ただのフォトブックだと思うなよ~!(^-^)