今日は娘のバースデー。
9歳になる。
娘に「9歳の威厳」はない。
娘が9歳だと見抜く人はいないのではないかと思う。6歳、7歳と言った方がしっくりくる。
身長も常にクラスで1番前か2番目で、体の線の細い、今時の子どもの体型をしている。その割にほっぺはふっくらしている。人見知りをするので、初めての人と目を合わせて話すことはまずない。
先日、外食したときも、子ども向けのプラスチック製のフォークとスプーン、小皿を置かれた。置かれた“お子さまお食事セット”を見て、「もうお箸使えるよ」と、娘は苦い顔をしていた。
最近背伸びをしてお姉さんになりたがっている娘が可哀そうだったので、「マスクをしているからね」とよく分からないなぐさめの言葉を、私はかけた。
今でこそよくおしゃべりをするが、小学校に入学するまでは言葉をほとんど話さない子だった。話さないというよりは、話せないというように見えた。
そのせいなのか、よくヒステリーを起こした。泣き出したら、3時間ぐらいノンストップで泣き叫んだ。何を言っているのか、何を言いたいのか、どう頑張っても分からないことが多かったので、その姿をそっと見守る日が多かった。
泣き叫ぶ声は強烈で、小学生になるまで、私は娘を強く叱ることをほとんどしてこなかった。
小学生になり、ペラペラ聞いていないことまでしゃべりだすようになってからは、生活態度や言葉遣いが悪いことでよく叱る。叱ると、逆切れして泣き叫ぶことが低学年の間はあったけど、今は、だいぶましになってきた。確実に成長している。
見かけはまだまだだけど、母親にだけ実感できる「9歳の威厳」。
それを感じることができる、今日と言う日に感謝、感謝。
ちゃんと成長してくれてありがとう。
お誕生日、おめでとう!