手術前日 / 20230718

 

 

ぐっすり寝れたが、寝起きは此処はどこ?状態で少し焦る。

 

見慣れた16Fからの景色(500lx以内を確認した上でのカーテンオープン。)

 

この日は、もろもろ検査日(PCR MRI CT、心電図などなど)

気持ち的にはだいぶ落ち着いている。

 

 

光線療法の準備のために、昼過ぎレザファリン注射。

 

これを前日投与することで、翌日の手術時に腫瘍がピカピカに輝くらしい。

そこを目掛けてレーザーを当て壊滅させるらしい。

 

光る=蛍光色の液体を想像していたが、漆黒の液体でびびる。

 

 

 

手術日 / 20230719

 

 

8:30 妻と手術室に向かうエレベーター前で一瞬会えた!

 

4回目ともなると手術までの流れも明確なので、

緊張や焦りなどほぼ無かった。

 

向かう最中のエレベーター内で、

以前お世話になった看護師と偶然お会いでき励ましの言葉をもらう。

 

 

約8時間後ICUで目覚める。

窓の向こうには妻の声が聞こえた。とりあえず手術は終わったのだと安心する。

 

右下視界にぼやけて映る妻。

飼い猫の4匹の名前を呼んだとのことだが全く覚えていない。

 

 

ICUでの一泊はかなり順調だった。

大きな痛みや不快感はほぼなく、くだらないことばかり考えていた。

 

ただただ、左足の筋緊張は中々のものだった。

左手はまだまだ硬く重い。。

 

 

数日後、たまたまICUで担当してくれた看護師さんとCTの待合室で再会する。

CTの待ち時間が長かったこともありたくさん会話をする。

 

今回のICUでの一泊はこれまでの経験の中でも、

非常に楽であり快適だったことを報告すると、

 

医療技術と術後薬剤の進歩と発展は目まぐるしく、

以前と比べると患者の負担は大きく減ってきているとのことだった。