ヤスケンです。
本日のコーチングセッションで来てくださったクライアント様に
お話しした内容です。
動きたくても動けないでいる人、多いですよね。
僕もその1人でした。
というか、いまでもその1人になるときがあります。
そんな方に、今回のお話をプレゼントしたいです。
あくまでひとつの物語なので、参考ということで。
行動しようとする、変化しようとする、でも、動けない。
何かが自分の足を引っ張る。
何かが自分に取り付いているように、引っ張る。
マイナスな自分が、プラスでいようとする自分を引っ張っているんですね。
その力は、けっこう強い。
ぐいぐいと、引っ張られている。
大切なのは、マイナスな自分がいるんだということを認知すること。
例えば、前に進もうとしているのを後ろから引っ張られていると
イメージをしてみる。
進もうとしてるのに、後ろから引っ張られている。
そこで、ぐいっと後ろを振り向く。
すると、マイナスが自分がそこにいて、必死に引っ張っている。
ふだんの自分が、マイナスな自分と目を合わせる。
マイナスな自分が、はっと気付く。
あ、気づかれた、みたいな。
そこで思わず引っ張る手が緩まる。
ふだんの自分がつかつかとマイナスな自分に近づく。
気付かれたマイナスな自分はおろおろしている。
そして、がばっと肩をつかむ。
びくっとする、マイナスな自分。
そこでふだんの自分がこういう。
おい、お前、何なんだ、と。
そんなに俺をぐいぐい引っ張って、何なんだ、と。
マイナスな自分はおびえながら、縮こまっている。
お前な、そんなに俺を引っ張るの、もう辞めにしないか。
確かにお前が俺をぐいぐい引っ張りたい気持ちもわかる。
そっちに進んじゃだめだと、新しい世界へいくと怖いよ、という気持ちもわかる。
でもな、行かなきゃならないんだ。
お前が怖かったり、さびしかったり、気付いてほしかったのもわかる。
確かにいままで俺はお前の存在や声を無視していた。
ほんとうは怖いって、ほんとうは不安だって、そういうお前の声を無視していた。
でも、もうそれは今日で終わりだ。
そういうお前の存在も、きちんとこうやって向き合うから。
お前が怖がっているのも、お前が不安がっているのも、ちゃんと受け止めるから。
だから、もう俺を引っ張らなくていいよ。
もうお前の存在に気付いたから。
これからは、いっしょだから。
いっしょに、同じ「俺」として、これから生きていこうよって。
生きていこうよ。
マイナスな自分は、少し安心したような表情で、おだやかな顔で、そこにいる。
もうおびえてもいないし、慌ててもいない。
ふつうの自分に存在を気付いてもらえたことで、落ち着きを取り戻したようだ。
こうして自分のなかにいる2人の自分が、いっしょに前を向くことになった。
気付くと、ふつうの自分が、不安に囚われることはなくなっていた。
…というお話です。
無理矢理にプラスにならなきゃ!と思うより、マイナスな自分の感情と
向き合い、受け入れることで、このクライアント様はすうっと軽く
なられました。
よかった。
自分と向き合う時間、大事にしたいものです。