ヤスケンです。
これはヤスケンが実際に味わってきて、いまにいたっている話。
20代の前半、ヤスケンは自分の夢がわかりませんでした。
でも、夢を語らなければならない場面がたくさんありました。
自分で自分の夢がわかっていないヤスケン。
どうしたか。
一生懸命考えました。
一生懸命イメージしました。
そして一生懸命語りました。
地元のFMラジオ局を作るんだ!とか、
常陸那珂港地区を横浜みたいに美しく開発するんだ!とか、
俳優になるんだ!とか、
たくさんの夢を語りました。
それは、これかもしれないと思った夢を、実際に話すことで
「自分にしっくりくるか?」を確かめていたのです。
でも、ヤスケン的にはつらい日々でした。
だって、確かめている時点で、確信できる夢ではないのだから。
ウソをついているのか?と、自分を苛む日々でした。
でも、やるしかなかった。
そのとき一生懸命に思った夢を、一生懸命に語っていた。
まわりから見たら「あいつはうそつきだ」とか
「いつも夢が変わるよな」とか
「結局、あいつはまだまだなんだ」とか、
そう思われているかもしれないと思った。
そしていま、自分にはやっぱりあきらめきれない夢、
つまり、「本当の夢」といえる夢があります。
「狼が来たぞ!」と叫び続けた狼少年。
当時はそんな感覚を持っていましたが、
自分にはそれが必要だったと思っています。
夢を語ることを恐れずにいこう。
夢は変わっていいんだから。
これ!と思える夢に出合うまでは。