山口県山口市鋳銭司(すせんじ)に鎮座します
黒山(くろやま)八幡宮
式外社です。
式外社とは、
延喜式神名帳(西暦927年に編纂)に載ってないけど、その当時存在していた神社のことです。
黒山八幡宮のホームページからの引用です。
神社には黒山神と八幡神(応神天皇 神功皇后 仲哀天皇 姫大神)の併せて五柱の神様が祀られています
黒山神は 周防鋳銭司の設置と共に弘仁七年(816年)河内国(現在の大阪府堺市)から勧請されたと伝えられ「日本三代実録」の貞観15年(872年)に「鋳銭司正六位上黒山神に従五位下を授く」と この神社のことが記されています
黒山神が祀られているのは 日本ではこの神社のみで 鋳造に関係した神と言われています
当初は黒山宮と呼ばれていましたが 鎌倉時代に大分県の宇佐神宮から八幡神が勧請され黒山八幡宮となりました
現在の社殿は江戸時代に建てられたもので楼門に床を張って拝殿にした 山口地方特有の建築様式が採用されています
平成27年に 鎮座1200年の式年大祭が斎行されました
ということで、
日本にただ一か所、黒山神が祀られている神社なんです。
すご~いですね。
御神木の切り株だそうです。
御神木の切り株で思い出すのは、
阿蘇神社の切り株と、同じく阿蘇の国造神社ので~っかい切り株ですね。
阿蘇神社の切り株は、切り株なのに、ものすご~くパワフルでびっくりしたんです。
これは、鐘堂堂(かねつきどう)だそうです。
だた、鐘は、太平洋戦争の時に供出されて、無いんですって。。。
山口県の神社でよく見られる亀石です。
これは「亀」じゃなくて、「龍」という話もあるらしいですけどね(笑)
龍になれなかった龍の子どもらしいです
黒山八幡宮のお隣は、鋳銭司小学校でした。
神域の隣に小学校があるなんて、素敵です。
そういえば、
山口県長門市の飯山八幡宮のお隣も、深川(ふかわ)小学校がありますね。
鋳銭司、ここは、あの「大村益次郎」さんの出身地でもあります。
1200年以上の歴史のある黒山八幡宮が、ひっそりと、かつては銭を造った地にたたずんでました。