山口県山口市徳地堀に鎮座します
周防国二ノ宮
出雲神社
参道入口のところから、
二ノ宮石風呂に寄り道して、また一の鳥居参道の杉並木に戻りました。
1つ前のブログで説明したように、
ここは、島根県の出雲大社の分院ではありません。
太古に、島根県で繁栄し、山口県まで勢力を広げた「出雲種族」の人たちの祖神をお祀りした神社だそうです。
この杉並木の参道が、いつも、とてもパワフルです。
ご祭神は、
大己貴命(おおなむちのみこと)さまと
事代主命(ことしろのぬしのみこと)さま
拝殿のところに、これが
花梨(かりん)です。
毎年置いてあります。
喉に良いんですよね。
ホワイトリカーに漬け込んで、花梨酒にしたらいいんでしょうね。
私、作らないけど(笑)
ここで有名なのは、
1つはこちら
大杉です
山口市指定の天然記念物です。
二ノ宮の大杉という御神木です
ちょっと離れて見ると、こんな感じです
二つ目は、国指定の天然記念物があるんです。
ツルマンリョウの自生地として指定を受けてるそうです。
画像は山口市の文化財のサイトからお借りしました。
なんか、地味な印象の植物ですけど、、、
希少価値のある植物みたいです。
マンリョウですから、赤い実がなるみたいです。
山口県文化財のサイトの小学生向けの説明です
ツルマンリョウは常緑小低木(一年を通して緑の葉をつけている背の低い木)です。出雲神社は山口市徳地にある古い神社で、神社のまわりの森はうっそうとしげっています。ツルマンリョウは小高い丘の北がわに生育しています。ツルマンリョウの枝は地をはってのび、枝の先は直立して高さ60~80cmになります。雌株(めかぶ)と雄株(おかぶ)とあり、七月に花が咲き、次の年に実をつけ、九月に紅色に熟します。暖かいところに生育する植物で、九州の屋久島(やくしま)や台湾(たいわん)には生育していますが、本土ではめずらしく、この地のほかに奈良県と宇部市に自生しているだけです。
台湾、屋久島、奈良、と山口県にしか生えてないってことですね。
出雲神社と、宇部市の熊野神社だそうです。
・・・山陽小野田市の熊野神社ではございません、お間違いのないように。
ほぉ、宇部市にもあるんだ。。。
調べたら、宇部市の二俣背の山中の熊野神社に自生しているそうです。
あ。山中って地名です。山の中という意味ではありません。
けど、山の方を通っている2号線沿いの、山村の集落の中です。
今度、行ってみます。
いつも通ってる国道2号線沿いで、わかりやすそうです。
拝殿から参道の方を、振り返って見ました。
神聖な、そして、あたたかい、おだやかな、パワースポットです。
花梨の実で、宮司さんのお人柄がわかりますよね。