おととい、黒の皮のコートを、初めて着ました。
実はこのコート、母方の叔母からお下がりなんです。
40年ぐらい前のものだと思います。
このコート、形がAラインなんです。
そう、今の流行。
でも、もらったときは、Aラインは流行ってなかったから、ずぅっと物置の衣装箱の中で眠ってた。
捨てようと思ったけど、もったいない精神の私は、捨てられなかったんです。
そのうちに、Aラインが流行りだして、それでこのコート、日の目を浴びることができました。
皮のコートなので、ちょっと野性味をプラスしたいなっと思って、初めてヒョウ柄のストールも買いました。
なかなか大人っぽくって、いい感じです。
おばさんっぽくならにように、足元はジョッキーブーツを履いてみました。
古いものなので、たぶん皮の質もよく、それほど重くもなく、それほどごわつくこともなく。
叔母はおしゃれな人なので、けっこう上質で、いいものだと思います。
が、
問題が一つ。
着て、ポケットに手をつっこんだら、
ばり、ばり、ばり。
糸が、切れた…
糸が、朽ちてるんです。
着て帰って、脱ごうとしたら、パーンってボタンが、取れた…
まぁ、つくろえばいいんですけど、
厚い皮なもんで、針が突き刺さらない…
しかたなしに、もともとのミシンの縫い目の穴に針を突っ込んで、どうにかつくろいました。
でも、私的には、とても満足です。
これからも、糸が切れるだろうけど、繕いながら大事に着たいなって思います。