【失くした】という幻。 | しいたけ。のブログ

しいたけ。のブログ

夫 大芋(2011年生 女)小芋(2013年生 男)の四人家族。
ドタバタな日々に、元々の鳥頭(3歩歩けば忘れる)が絶賛進行中。
ホ・オポノポノのクリーニングで自由の感覚を日々上書き中。
イラスト描いたりクリーニングして引きこもりライフ満喫中です。

こんにちは。

しいたけ🍄です。




 






インフルから全快した小芋は
1週間振りに元気に登園しました。


隔離中、家族が揃っている土日を除き
平日は私と小芋の二人っきり。



この二人きりの1週間は
私が握りしめていたものが
深く癒やされた期間でした。





大芋が2歳の時に小芋を出産し
赤ちゃん返りした大芋に手一杯で
小芋の授乳一つゆっくりと出来なかった。

いつも大芋小芋と私で一セット。 


まだ大芋だけがいた時は

大芋とゆっくりご飯たべて
大芋とのんびりお散歩行って
大芋の寝顔見ながら私も昼寝して

という甘々な時間を過ごせたけど
もうそんな時間は叶わない。


世界が激変し混乱してる大芋が切なくも
大芋を産んだ時のように
小芋と自分だけの世界に浸ることが叶わず
大芋が邪魔に思えた時もあった。

小芋は6ヶ月から保育園に預け
私は働きに出るようになった。

園の先生が小芋の写真を沢山撮ってくれた。
どれもこれも食べたい位愛おしい。

でもそこに刺すような悲しみも混じる。

写真に写った小芋は
本当は私だけが見るはずのものだった
本当は私だけに向けた笑顔のはずだった

そんな思いにとらわれ
何か大切な取り返しのつかないものを
失くした感覚が痛切にこみ上げる。




とこんな思いがどっかにあったんですが


高熱でふうふういってる小芋の傍らで
ただ頭を撫でていたり

ぐずっている小芋を抱っこして宥めたり

元気になってきた小芋と
布団の上でごろごろしたりしていると


あの時【失くした】と思った時間が
今こうやって戻ってきてくれたんだ

と自然に思えてきます。



【失くす】【不足】って幻なんだな。
宇宙は必ずこんな形でも
バランスをとってくれる。



そしてそれ以上に嬉しいのは
そんな豊かさに気付けていること。

もし絵を一旦中止していなかったら
もし思う存分のんびりすることを
自分に受け入れてなかったら

与えられた豊かな時間に気付かず

「自分の時間が無くなる」
「予定が狂っちゃう」と

両手から取りこぼしていただろうな。


それか

「でも赤ちゃんの時は返ってこない」
「あの時に戻れたら」

という思いにだけ
フォーカスしていたかもしれない。



確かに今は、あの時じゃない。

けれど今抱っこしている6才の小芋の中に
6ヶ月の小芋の姿がはっきり見えて

あの時住んでいた家の
日当たりの良い寝室で

赤ちゃんの小芋を抱っこしている感覚も
またはっきり感じるのです(*^^*)


【今】が癒やされると
【過去】も変わるって、本当ですね。



とこのような気持ちをきちんと受けとめたら
心の中で何か切り替わった感覚がありました。

宇宙からのプレゼントを受け取ると
次の扉が自動的に開くようです♥









とはいえ。




無事小芋を幼稚園に送り出し
一人きりでリビングでまったりしてると


「一人、サイコーーーーー!!」


という魂の叫びがほとばしる(笑)




子供と一緒にいる喜びと
一人で静かに過ごす喜び

矛盾することなく
同時に私の中にあっていい



そんなことを噛みしめながら
コーヒーを美味しく飲んだ朝でした音譜