鳥頭母ちゃんこと、しいたけです。
世野尾さんのブログを読んで
http://s.ameblo.jp/zushi-osan/
「股コリ」……何だろ？って思いながらも
湯船の中で、自己流でやってました。
会陰と、その周囲を
さすったり軽く押してみたり。
やってみると、心なしか
押すと張ってるというか
気持ちいいところがあったりします。
あと足先がドクンドクンと脈打ち
即効で循環が良くなってる感じです。
時間にして、2～3分。
気軽に出来ることもあり、続けてました。
股ケア始めて、１週間後の休日。
ついに夫から
「生活費諸々の内訳を教えて。」
と言われました。
ついに来た……と指先が
ザッと冷たくなりました。
私何でだか、夫に家計の内容を
知られるのが、怖くて仕方なかった。
まぁ夫に内緒で勤務日数減らしてたり
仕事休んでセミナー行ってたりってのが
バレたらどうしようってのもあるんですが
それより根深いところに
「ダメな奴、使えない奴と
バレたらどうしよう。」
っていう恐れがあったんですね。
それでも覚悟を決めて、諸費用を書き出し
通帳と共に、夫に見せました。
自分でも家計の内訳を知るのが怖かったから
こうやって明らかに見るのは初めて。
息詰まる沈黙の後、夫からは
「…これで良くやってたなぁ…
これで俺、小遣い貰ってたんだ…。」
という予想外の言葉が。
夫からはその後、
定期預金を一部解約し、実家への返金と
(車タイヤ代、年間米代とか)
あと車検やら諸々の支払いにあてるとの
提案がありました。
まず、まだ貯金があったのにびっくり。
てっきり貯金ゼロだと思ってた。
夫曰く
「前言ったじゃん！」
と言われましたが、記憶なし……。
さてそこで私、今までの自分だったら
到底あり得ないことをしました。
「あの、お願いがあるの。
私に50万、貸して欲しいの。」
独身時代からの、銀行カードローンが
50万円残っていること。
何とか解約したいんだけど、今の生活だと
到底借金が返せないこと。
利子も結構大きいし、借りた50万で
ローン解約したいこと。
ということを、血の気引きながらも
厳しい顔の夫に説明しました。
説明終わったら、数秒もしないうちに
夫はあっさり「いいよ」と……！！
は……はわゎゎゎ……！！
しかも夫は
「俺に返さなくていいよ。
その分家の貯金にまわして。」
しゃ、借金が消えた……！！
「あとしいたけに、○万渡すよ。
好きなことに使ってください。」
おおおお小遣い！
借金があるのを人に知られること
返せる当てのない借金を頼むこと
これ、私の中で強いタブーでした。
叔父が友人の連帯保証人になって
友人が雲隠れした後、巨額の借金が
叔父一家にのしかかり、その後の
関係者が舐めた辛酸を、間近で
つぶさに見ていたってのも大きいです。
あと母が離婚するとき、祖父から
「生活保護は絶対受けるな。
国に借金するな。」
と厳命された、と何度も聞きました。
離婚の一番の要因は、父の借金だったし。
母はその命を守り、離婚後しばらくは
寝る時間以外働いてました。
う～ん、なんて効果的に
お金のブロックが構築されたんだ。
自分が怖いこと、タブーを
思いきってやってみたら、
借金が消えて、お小遣いもついてきた…
しかしいくら何でも
「ねー日銀がマイナス金利って発表したし
これから貯金してもメリットないし
と言うタブーは侵せませんでした。
そしてその日の午後、家族で車で
ヨーカドーにお出かけ。
キッズコーナーで子供を夫に見てもらい
本屋を覗くと、そこには
「ミュシャの塗り絵本」がありました。
有名ですが一応。(塗り絵じゃなく画集)
昔から大好き！
大人の塗り絵には前から興味がありましたが
中々ピンとくる本がなかったんです。
しかしミュシャ…これは欲しい…‼
待て待て、もうちょっと考えて…なんて
一回夫と子供の所に戻りました。
そして帰る時に、ミュシャの塗り絵が
平積みで置いてあるコーナーの前を
通った時、また見てみました。
すると夫が、何ともいえない妙な顔で
私を見ているのです。
もうすぐ私の誕生日なんですが、なんと
ミュシャの塗り絵と、画材を
もう買っていたとのこと。
ええええええええええ！！
「なんかしいたけ、
そういうの好きそうかなーって思って。」
って夫よ、すげーな！！
なんかなんか、あり得ない！をやったら
違うパラレルワールドに
一瞬で移動したみたい……！
「借金がなくて、夫からお小遣い貰って
しかもミュシャの塗り絵が用意されてる」
そんな世界。
なんか余韻にポーッと浸っていたら
タイムリーな記事を読みました。
内股のヒーリング＋追記 ｜ライフチェンジナビ
http://s.ameblo.jp/life-elevation/entry-12123592523.html
うん、ライフチェンジナビさんの
言う通り、股へのアプローチで
「受け取り力」は断然上がると思う！
だって以前の私だったら、夫が
「返さなくていいよ。」
と言ってくれても
「いやいやいや！絶対返すよ！」
って受け取り拒否して、
夫の顔を潰し
借金元が夫になり、逃げ場が無くなり
悶々が深まる世界になることは
容易に想像できます。
もっともっと、自分が望む以上の
世界へ移るぞ。
もっともっと、力を抜こう。
もっともっと、任せよう、頼ろう。
そんな思いを、新たにした出来事でした。